【イベントレポート】SAで「泉州タオル」「播州織」をPR!糸の数だけ織りなす出会い~人(職人)と人(消費者)を紡ぐ色褪せない想い~
こんにちは。近畿経済産業局 地域ブランド展開支援室です。
近畿経済産業局では、世界に羽ばたくブランドとなることを目指して関西の地域ブランドのうち、12のモデル地域を対象として、支援に取り組んでいます。
その一環として、西日本高速道路株式会社及び大阪府、兵庫県と連携し、大阪府と兵庫県の地域ブランドの魅力をPRするイベント「糸の数だけ織りなす出会い~人(職人)と人(消費者)を紡ぐ色褪せない想い~」を10月26日(土)に三木サービスエリア(下り線)にて開催しました。
本記事では、そのイベントの様子をお届けします。
会場は三木サービスエリア
イベント実施会場は三木サービスエリア(下り線)。
グルメ・お土産を購入できるショップ等が充実しており、ドッグランも併設されています。
交通の要衝として、近畿地方の中でも非常に多くの方がご来場されるサービスエリアの1つです。
「泉州タオル」「播州織」をPR
サービスエリアでのこのような催事イベントは、実は今回で2回目です。
1回目は、兵庫県の4つの地域ブランドを対象に、広島県にあります福山サービスエリア(上り線)で開催しました。
2回目となる今回、府県を越えた連携を目指し、大阪府の地域ブランド「泉州タオル」から重里タオル株式会社さん、兵庫県の地域ブランド「播州織」から布工房風花~Kazahana~さんと笹倉織布さんに出店いただきました。
この2つの地域ブランドの共通点である「繊維」をテーマに、当日は3事業者様とも作り手である職人さん自身が店頭に立ち、消費者の方々と交流しながら、モノ作りの本質を伝えるイベントとして、物販及びワークショップを実施しました。
また、大阪府泉佐野市と兵庫県多可町が準備したパネル展示や動画配信、当室が選定している他の12の地域ブランドのPRを行いました。
職人と消費者が出会い、想いが拡がる
イベント当日は、気候もよく、多くの方に来場いただき、地域ブランドの取組や各ブースの商品に足を運んでいただきました。
また、実際にブースに足を運んでいただいた方の中には、「播州織」と「泉州タオル」をすでにご存じの方もおられ、「播州織と泉州タオルは色彩が綺麗な商品が多くて、見ているだけでも楽しくなるね!」というお声もいただきました。
今回のイベントの目玉である、職人と消費者の交流では、ものづくりの本質や商品に対する想いなどを聞いていただきました。中には、想いに共感いただき、購入に繋がるケースもありました。
購入に至った理由をお伺いすると、「作った人が目の前に居て、その人がこの商品をどんな想いで作ったのか知ったら、今後同じものには出会えないのかなと思い購入した」とおっしゃっていました。
本イベントのキャッチコピーである、糸のように人と人の出会いが織りなす。そのようなイベントにしたいという思いで、出店事業者様や市町等と協力してイベント当日まで取り組んできたので、消費者の方からこのようなお声をいただけて非常に光栄でした。
編集後記
作り手である職人と消費者が交流しながら生の声を聞く今回のイベントは、地域ブランドのPRにつながったのはもちろん、私たちにとっても今後のヒントとなる情報がたくさん得られました。
地域ブランドだからこそ有する、地域ごとの特性や歴史、文化的背景は、ニーズを捉え形にする際の大きな強みになることも改めて認識しました。
特に関西地域は、多様な文化や歴史が交錯する場所であり、それぞれの地域ブランドが持つポテンシャルは計り知れません。
今後も、世界に羽ばたく関西の12の地域ブランドにご注目ください!
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