経済産業省近畿経済産業局(公式)
近畿経済産業局では、企業の変革のための挑戦を捉え、2025・2030年の先、将来を見据えた変化の「兆」として紹介するために、「KIZASHI [関西おもしろ企業事例集 - 企業訪問から見える新たな兆(きざし)]」として、作成、公表しています
近畿経済産業局が提供する施策の数々。それらが生まれ、ステークホルダーの皆様と育て、社会に届き、企業の皆様などに使っていただく、その試行錯誤とともに、未来へ向かって一歩ずつ歩む施策のイマをお届けします。
行政や大学などの支援機関から、デザイナーや士業の人まで地域経済を支えながら、在りたい未来を模索し続ける個人や組織にフォーカスし、彼らが持つ熱い想いに迫ります。
優れた調湿性と防火性から、衣装や財産の保管に江戸時代末期より使われた紀州桐箪笥。 この伝統家具は住環境や生活スタイルの変化で活躍の場が減少しています。 また、伝統産業は後継者不足による事業・技術承継の課題もあります。 その中で柔軟な視点と発想で伝統産業の未来に挑戦するのが1891年創業、有限会社家具のあづま五代目社長の東福太郎さんです。 伝統産業の未来のために桐家具の製造において、木材の目利きから、木取り、漆芸、曲木といった全工程を自分たちで行うのが同社のこだわりです
木を育て、収穫する「林業」という仕事。 環境を守り育て持続可能な社会を目指すためには、木材資源という活用だけでなく、森林がそこにあることでもたらされる長期的な恩恵も考えて行く必要があります。 今回、ご紹介する株式会社中川は「木を切らない」林業の会社として、伐採した山に木を植える「新しい林業=育林」に取り組んでいます。 秘められた林業、そして携わる人への想いについて、創業者兼従業員の中川 雅也さんにお話を伺いました。 木を伐らない新しい林業「育林」株式会社中川の主なお
株式会社創発システム研究所は、道路関連技術でオンリーワンビジネスを展開し、世界に貢献する企業です。 ニッチな分野で世界のトップを目指すため、オンリーワン製品にこだわり、常にイノベーションを起こし続ける社長の中堀さんに、挑戦にかける思いを伺いました。 道路関連のオンリーワン製品で国際貢献同社は道路トンネルの換気を行う、ジェットファンのインバータ(※)制御システムを世界で初めて実用化し、国内外から高く評価されています。 そんな同社は近年、高速道路のレーザ式車両検知器の展開を
2019年に設立されたスカイリンクテクノロジーズ株式会社は空飛ぶクルマの開発を進めるスタートアップ企業です。 きっかけは東日本大震災 同社社長の森本さんは東日本大震災の映像を見たとき、日頃から災害に備えた準備をしなければならないと感じ、自分が培ってきた技術を活かして開発する空飛ぶクルマは有事の際にも役立つと考えました。 空飛ぶクルマであれば、日常使いも可能で、大規模災害時にも傷病者の搬送、被災地域外からの物資の搬送などの支援に貢献できると考え、空飛ぶクルマの開発を
画面上でのやり取りが当たり前となった現在。コロナ禍でのあらゆるイベントのオンライン化は記憶に新しい。 そんなオンライン上での人と人のやり取りの中に、ロボットの力を活用したソリューションを提供するのがiPresence株式会社である。 ロボットで結ぶ人と人とのつながり同社の理念は "Share the experiences"。 遠く離れた人とも同じ空間や経験を共有することを目的としており、コロナ禍で一般化したオンラインでのやり取りの中でも「人と人とのつながり」を特に重要
多田プラスチック工業株式会社は、創業100年を超えるプラスチック成型技術が強みのものづくり企業です。 創業100年 多方面で重宝されるプラスチック成形技術 ゴムの一種であるエボナイトを原料とする印鑑母材の製造・販売から始まり、戦後、全国に先駆けてプラスチックの射出成形に着手しました。 大手家電メーカーの冷蔵庫のドアの製造等に携わり、40年以上縁の下の力持ちとして家電業界を支えてきました。 現在はさらに販路を拡大し、自動車・住宅設備・医療機器など幅広い業界で同社の技術